転勤族って友だちいない?【転勤族の友だちの作り方・・・お勧めは習い事】

転勤族の妻

転勤族の夫と結婚し、転勤族生活を15年してきました。子どもが小学校の高学年になり、今後は夫が単身赴任の予定です。引越しの荷物の片付けが終わるとなんだか孤独を感じますよね。今回は「転勤族の友だちの作り方」について書いてみたいと思います。

スポンサーリンク

新しい友だちをつくる前に…まずは自分の先入観を捨てよう

よく「○○県は、よそ者に優しくない」とか、「○○県は見栄をはる人が多い」などの県民性の違いについてきくことがあります。

転勤で、新しい土地にいくとそうした先入観は、自分をむしろ苦しめます。いろんな土地で生活して思ったのは、どこに住んでもそんなに人って変わらないなぁ~という当たり前のことです。

自分の思うような人間関係が築けていない時、孤独感を感じている時、「この地域は排他的な地域だ」と決めつけてしまう事はより孤独感を強めるだけです。

どこに住んでも「いい人」はいるし、「悪い人」もいます(笑)

「初対面の印象」はあてにならない

転勤族は新しい人との出会いを多く経験します。例えば、近所の方、幼稚園や小学校での保護者、習い事や趣味のサークル、職場など・・・。初めて出会い、挨拶をしたときに、心地よい挨拶や会話がかわせると、「あぁ。受け入れてもらっているな」と感じ、うれしくなるものです。

逆に、あまり会話も弾まず、無愛想に感じると「受け入れてもらえていない。」と感じてしまいます。

ですが、何度も転勤を繰り返し、新しい人との出会いと別れを経験するうちに、そんな「初対面の印象」は、あてにならないものだなと思いました。

初対面で「仲良くはなれそうにもない」と、思っていた人が実は、すごく情があつく、転勤後にも会いに来てくれるような関係になったこともありました。

良い友人関係を築けていたかどうかは次の転勤先にうつることになったという「別れ」を告げた時に分かるものです。

とても、別れを惜しんでくれたり、転勤後も気遣って連絡をくれる方は自分を大切に思っていてくれていたのだなということにその時に初めて気がついたります。 

逆に、とても感じがよく、私としてはいい友人だと思っていてもそれは表面的なものだったのだと、気がつくこともあります。

今までの経験では、初対面がパッとしなかった方のほうが、実は人間として誠実だったり、すごく心が温かい方が多かったように思います。

転勤したばかりで新しい人間関係を築くのが不安なかたもいると思います。

ですが初対面の印象で決まるものではないですし、あまり気を遣いすぎることなく、自然体で過ごしていれば、気の合う人とは自然に心がつながっていくなぁと自分の経験上感じます。

転勤族が友だちを作るには・・・お勧めは習い事!

習い事をおすすめする理由

 転勤族が友だちを作る場として、私が一番にお勧めするのは「習い事」です。その理由は、習い事だと、「横の関係」だからです。

習い事は、それぞれ共通した趣味を持つ人が集まっているという時点で、共通の話題があるところからスタートできます。また、「習い事の先生」対「生徒たち」という関係ですから、生徒たちは平等な「横の関係」でいられるので、あまり気を遣わず楽にいられる場になります。

 習い事でなく、地域の趣味のサークルですと、長年活動しているということもあり、リーダー格の方がいたり、それぞれの人間関係がサークル内でできあがっていることが多いです。「縦の関係」ができているようなところにはいり友だちを作るのには少し時間がかかります。もし、サークルを選ぶなら頭の片隅にいれておくといいかもしれません。

私は夫と趣味のサークルにはいって、今も続いている友人に恵まれましたが、それはその地域に3年間いたからのように思います。転勤スパンが1~2年ととても短いと、サークルになじむだけで終わってしまうかもしれません。

 また、「仕事」で友人ができることもありますが、そもそも「職場」は仕事をするところであり、友達作りの場ではありません。「友だちを作ること」が目的であるならば、習い事は何の利害関係もないため職場よりも自然に人とつながりやすいと感じます。

民間の習い事と、自治体でやっている習い事

「習い事」というと高い月謝のイメージがありますね。節約をしている人なら、自治体でやっているものに参加するのもおすすめです。

市や区の広報誌をみたり、市役所や公民館、市民センターなどに問い合わせしてみると教えてもらえますよ。ただ、自治体でやっているものは時間帯が昼間のものが多いかもしれません。昼間だと年代が上の方が多い傾向です。

 民間でそれなりに月謝を払ってやる習い事は、金額が高い分、質が高いことや、年齢層も若い方が多いのが特徴です。

 おすすめの習い事!!

ここから先は、私の独断で選んだおすすめの習い事ランキングです。

他の生徒さんと交流しやすいかという視点で選びました。なので、絵画教室とかパソコン教室は選んでいません。一緒に活動できそうなものを選んでいます。

まだ、転勤族に慣れていないため、孤独感を感じやすいと思われる20~30代向けにセレクトしてみました!

1位 英会話

グループレッスンを受ければ、同じ生徒同士での交流も深まりますね。また、英語教室によってはクリスマスなど季節のイベントも企画しているところもあります。仕事をしている転勤族さんは、英語を学ぶことで将来のキャリアアップにもつながるかもしれません。

2位 料理教室・お菓子教室

先生の講義を受けながら、一緒に料理を作った後は試食をするのが料理教室やお菓子教室です。自然と料理を食べながらだと、会話も弾みます。私も、参加したことがありましたが、回を重ねるごとに同じグループの生徒さんと仲が自然と深まりました。共同作業だからですかね^^

3位 フラダンス

 これは、友人がやっていて私がやりたかったけど、やれずに今に至る習い事です。フラダンスはあのゆったりとした音楽と動きがリラックス効果があるそうなんです。慣れない転勤でストレスフルだった時に、「やりたい!」と思っていたものでした。発表会があるところだと生徒さんたちの団結力が高まりそうですよね。

4位 ゴスペル

 大きな声をだして「歌う」ということ自体が、とても気持ちよくストレス解消になるものです。パート毎にわかれて練習したり、同じパートの方たちと練習日以外にも集まって練習したり、発表会をしたり。友人がやっていたのですが、とても楽しそうでした。

5位 スイミング

 実際に私がやっていました。フィットネスクラブにはいっていたのですが、ジムのほうはそれぞれが黙々と、筋トレをやっていたり、エアロビなどのプログラムも、毎回参加者がいろいろで友だちができる雰囲気ではありませんでした。スイミングのほうは、「裸のつきあい」?!(水着きてるけど笑)だからでしょうか。なぜか、ジムよりも他の方とお話がしやすい雰囲気がありました。同じ曜日、同じ時間に行くようにしてました。妊娠してからはマタニティスイミングに通うようになり、その時にしりあった方たちとは子どもが赤ちゃん時代のはじめての「ママ友」になり楽しい時期を過ごしました。

オンラインサロンやコミュニティで友達つくり

私が20~30代の頃は、SNSは今ほど普及していませんでした。今は「オンラインサロン」やオンラインでの「コミュニティ」がありますよね。自分と考えや趣味が合う人との出会いのハードルが低くなりました。

転勤先ですぐ近くにいる友達とは違いますが、全国にオンラインでつながる友人ができれば、転勤で友達と別れても変わらず付き合いができます。今は転勤族の妻にとっても、友達作り仕事選び、選択の幅が広がっているように思います。

いずれにしても、「一歩を踏み出す勇気」は必要です。

「別れは出会いの始めなり」という言葉があります。新しい土地でまたステキな出会いがありますように^^

タイトルとURLをコピーしました