トイプードルのペット保険はどの会社を選ぶのが最適か

ペット

「トイプードルの骨折の治療費を公開」という記事を以前にアップしました。その記事では、手術費用の補償が少ない保険に加入していたため、とても後悔したことが記載してあります。

今回はその後、調べ上げて実際に加入した保険のことについて書きたいと思います。

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トイプードルがかかりやすい病気

ペット保険に加入する際におさえておきたいのが、飼っているペットのかかりやすい病気です。

犬種によって「かかりやすい病気」というのがあります。それをおさえて、備えておくのが賢いでしょう。

トイプードルのかかりやすい病気には「膝蓋骨脱臼(パテラ)」「流涙症」「副腎皮質機能亢進症」「てんかん」「外耳炎」「骨折」などがあります。

この中で特に有名なのが「膝蓋骨脱臼(パテラ)」だと思います。膝のお皿がずれてしまうもので、トイプードルはもともと足の骨の構造が脱臼しやすい形になっているそうです。

パテラの外科手術は10~35万円はかかるとのこと・・・。

「膝蓋骨脱臼(パテラ)に対応していない保険会社がある!

保険会社を選ぶ際に注意したほうがいいのが、トイプードルのかかりやすいパテラに対応していない保険会社がいくつもあるということです。

私が以前加入していた保険会社もそうでした。「 ペット保険普通約款 」に、

<先天性または後天性にかかわらず次に記載する障害>
鼠径ヘルニア、膝蓋骨脱臼、股関節形成不全症、レッグペルテス、てんかん、停留睾丸、チェリーアイ、気管虚脱、猫免疫不全ウィルス感染症

についてはは保障しないと記載されています!

注意が必要な免責金額

他に注意が必要なのが「免責金額」です。これは各保険会社で設定しているところが多いのですが例えば治療費に12000円かかったとします。免責金額8000円と設定している会社の場合・・・12000円-8000円=4000円しかおりません。

この免責金額も選ぶ際のポイントです。我が家が以前、加入していたプリズムコールは通院日額5000円でした・・・。

手術の保障があり、パテラにも対応している保険会社にする

「2回骨折する子もいるから注意してくださいね~」と獣医さんにも言われましたし、知り合いで犬の手術に120万かかった方もいます。

前回の記事でアップしたとおり、我が家ではトイプーの骨折治療に33万円かかり、保険会社からおりたのは8万円でした。

 例えば外耳炎の投薬治療で月に8000~1万円程度であれば、仕方ないかな・・・という感じですが、月に数十万を超えてくるとわけが違います。そしてペット保険はそのような時ほど、「はいってて良かった!」と思うものなのではないでしょうか。

なので、「パテラ」に対応していること、「手術の保障がきちんとあること」を条件に選びました。

もちろん免責金額もチェックです!

今回選んだトイプードルのペット保険は『PS保険』

楽天カードを多用している我が家では楽天のペット保険も魅力でした。月々の掛け金が安く、手術に特化しています。・・・ですが、パテラ非対応!!

パテラ非対応の会社は結構あります。月々の掛け金が安いところに多いです。広告にはメリットのほうが大きくかかれているので注意が必要です。保障対応しない場合についてよく読みましょう。

一通り検討し、いちばんバランスがとれていたのが「PS保険」でした。

50%・70%・80%保障と3種類のプランから選ぶことができ、我が家では50%保障プランを選びました。

PS保険では免責金額の設定がないのも大きなポイントです。もちろん、3種類の保障プラン内での補償になりますから、免責金額の設定がないから100%でるという意味ではないですが。。。

手術だけに特化した安いものを。。。と最初は考えていました。ですが、今後何らかの慢性疾患にかかることも否定できず、毎月出費がかさむことを想定すると通院補償もついていたほうがやはり安心かなと思いました。

パテラにも対応し、通院保障もあるPS保険の50%プランは月々の掛け金も我が家の場合で、1500円程度なのでなかなかいい!ということで決定しました。

骨折の治療歴があることもきちんとお伝えしました。同じ脚の骨折の治療については保障の対象にならないため、今後も骨折はしないように気をつけないとと思います。

保険に加入する前にかかった病気については保障対象にならないため、プリズムコールから切り替える期間は、健康でありますように!何も病気がみつかりませんように!と祈りました(^^)

当たり前ですが、保険はできるだけ健康なうちにはいらないといけません。検討している方は早めに加入したほうがよいでしょう。

PS保険加入時に注意したほうがよい点・デメリット

各保険会社ともそうなんですが、同じ病気での治療の場合、手術・入院・通院ともに回数や日数、支払われる金額に上限があります。

PS保険の場合、注意すべきは慢性疾患にかかったときです。同じ病気の場合、保険の利用回数がリセットされず一生涯でカウントされます。「え!知らなかった」とならないようにおさえておいたほうが良い点です。

高額な治療がかかった日を請求するなど、症状が落ち着いてから、動物病院の請求書を見比べて賢く保険請求をしたほうがよさそうです。