我が家ではトイプードルを飼っています。初心者でも飼いやすい人気の犬種です。トイプードルは骨折をしやすいと聞いていましたが・・・まさか我が家でおこってしまうなんて。
実際にかかった治療費について明細書まで画像公開します。治療費を支払うことができないのではとご心配のかたも参考にしていただけるとうれしいです。
骨折の原因と、病院での初診のやりとり。
骨折をしたのは、ワンコが生後7ヶ月の頃です。
ソファーから着地したときに、甲高い泣き声をして、その後片脚を曲げたままでした。すぐに抱いて、動物病院へ・・・。
レントゲンを撮ると、骨折!!
先生からは、子犬の骨は細いためすぐに折れやすいこと、特にトイプードルは骨折しやすい犬種であるため、ソファーの上り下りは避けて欲しいことを説明されました。
子犬は活発なため、ギプスでの固定のみの治療では癒合不全を起こしてしまうとのこと。
手術をして、プレートで固定するため40万円くらいはかかるとの説明でした。
「ペット保険に加入されていましたよね?」と先生に確認され、
「そうです。はいっててよかったです」とその時は答えました。
とても細い骨の手術なので、整形外科の専門の先生を紹介します、手術の予約もいれておきますねと言われ、その日は固定だけをして自宅に連れ帰りました。
※もし、ここで治療費を払えない、保険にはいっていない・・・と先生に相談していたら、ギプス治療になっていたのかなぁ?なんて思います。
今、思い返すと先生は「絶対に手術!」といったニュアンスでもなかったように思います。犬種や犬の正確によってはおとなしいタイプのワンちゃんもいると思います。
治療費が払えない方は先生に相談してみてくださいね!
加入していたペット保険が入院手術への保障が薄い保険だった!
「ソファーにのぼらないようにしつければよかった」
「ソファーの下にやわらかいマットを敷いておけばよかった」と後悔ばかりでした。
ワンコは元気がなく、ケージの中で横たわっています・・・ごめんね(泣)
ともかく、治療費!40万という金額にびっくりです。ペット保険はペットショップで、勧められたものに加入しました。 他社と比較することなく加入していました。
加入していた保険「プリズムコール」の保険証券を確認するとなんと手術は「3万円」しかおりないとのこと!
「安心の保障割合100%」が売り文句ですが、これは限度額が設定されており、うちが加入していたオレンジプランⅡの場合、入院は日額1万円までです。
手術はあくまで3万円です。
我が家が加入していた保険は慢性の病気があって毎回8000円~9000円かかるような治療をチョコチョコうけているような子はいいかもしれません。
ですが、手術で一度にドーンとお金がかかるタイプの子の治療費にはメリットが少なく感じました。
これならタンス預金してたほうがましじゃないかとまで思いました。
ペット保険の加入をその後見直しました。その記事はこちら↓
実際にかかった骨折の治療費と治療項目を公開します
1回目(通院) レントゲン検査6,480円。ギプスで固定3,240円。注射2本3,240円。お薬処方216円。診察料540円 合計13,716円
2回目(通院) 手術前の血液検査6,696円。レントゲン検査6,696円。お薬処方7日分1,512円。診察料540円 合計15,228円
3回目(整形の専門の医師:入院・手術) 339,120円 書ききれません・・・画像をみてください
4回目(入院)2泊3日 7,236円(投薬含む)
5回目(通院)バンテージ巻きなおし1,620円 抜糸540円 診察料540円 合計2,700円
6回目(整形の専門の医師:通院)診察料2,000円 レントゲン検査6,000円 合計8,000円
合計金額 38万6000円
保険でおりた金額8万円・・・(泣)
トイプードルの骨折対策と手術に手厚い保険にはいることが大切
わんこはその後、元気に走り回っていてひと安心です。
ですが、気になることが。
プレートを除去せず、そのままでもよいとのことだったのですが、冬の時期に脚をなめていたり、さわるのをいやがっていました。
先生にきいてみると「プレートが冬だと冷えるので痛むのかもしれない。あまりひどくなめるようならプレートを外す手術をしてもいいのかも」とのことでした。
あたたかい季節には落ち着いているので、ちょっと様子見です。
プレート外すとなると、さらにプラス5万円くらいとのこと!!
今回の経験で、トイプードルを飼うなら骨折対策をしっかりしておくことが飼い主の責任だと反省しました。
できるだけ、ソファーの上り下りをしないようにしつけたり、ソファーの近くにステップを設置する、やわらかいマットを敷くなどです。
また、保険に関しては、自分が保険に何をもとめるのかにもよるのですが、年間32,000円ほどの保険金を支払って、38万の治療費のうち8万しかでないなら入っているメリットがあまりないなと感じました。
うちは飼って一年目だったので、払い込んだ保険料が戻ってきた分、まだましです。
ですが、例えばペットを飼って5年目まで元気に過ごしたとすると、16万円保険料を払い込む・・・ 38万治療費かかる・・・ 合計54万円の出費です。
8万円が保険からおりたとしても。46万円の出費です。
これなら16万円分をタンス預金してたほうが治療費の足しになりますよね。
これは、あくまで手術費用がかかったのに、手術に薄い保障の保険にはいっていたうちの場合の話です。
この保険でよかった!という治療内容・治療費の子もいるでしょうけど。
うちは、保険料を安くして手術のほうに重きをおく保険に見直すことにしました。
ひとつの体験談として参考になれば幸いです。