子どもへの将棋の教え方【親が教えられなくてもマスター将棋で小学生が将棋をマスター】

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夏休みが到来しました。長いようで短い夏休み。過ごし方によっては、子どもにとって普段できない経験もできる時期です。昨年は、我が家は中古住宅を購入した直後で、リフォームなどで忙しく、子供達は何となくダラダラッと過ごして終わってしまいました。

今年は、有意義な夏休みを過ごさせてあげたい!いろいろ計画していますが、まずは普段の家での過ごし方・・・。ゲームやテレビ一辺倒にならないよう新たなアイテムを導入!・・・それは将棋です。

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将棋のやり方を親が知らないために教えられない問題

実は私自身、将棋のやり方を知りません。ですが、テレビで長年将棋番組をしているのをみると、相当数の将棋ファンがいるのが想像できます。自分自身が将棋を楽しめたら、もっと世界が広がるだろうと思います。

子ども時代に、兄が将棋にはまっていました。兄は対戦相手がほしくて、私に教えてくれたのですが、私は理解できず、すぐにギプアップ。「オセロみたいに簡単だと思ったのに・・・」

兄は、その後も将棋を続け、段もとっていました。職場での将棋大会にも出場したり、大人になってからも、コミュニケーションツールのひとつにもなっているようです。

ちなみに、兄は中学で学年1位、高校も地元の有名進学校、大学は関東の難関国立大学に進みました。将棋のお陰なのか・・・はたまた、頭が良いから将棋が好きだったのかわかりません。でも、私は子どもながらに好きなものに没頭している兄はうらやましいなぁと思っていました。

今、夏休みを迎え、子どもたちにふと、「将棋を覚えてもらいたい!」と思いました。子どもたちがやっているスマイルゼミの通信教育でも、将棋ゲームがついています。息子がルールをよくわかってないようでしたが、やっていたので、始めるのにいいタイミングかも!

ですが、私は将棋のやり方を知りません。

最初の準備・・・図書館から子供向けの将棋の本を借りてくる

いきなり将棋を購入しても、昔の私のようにギプアップして終わりそうな気がしたので、最初に本を準備してあげることにしました。

図書館にいってみると、沢山の子ども向けの将棋の本がありました。その中で、漫画が好きな息子がとっきやすそうな、漫画つきの本を選びました。

『マンガではじめる!子ども将棋』羽生喜治監修 公益社団法人日本将棋連盟監修 です。

前編カラーページで、少年リョーマが将棋未経験からスタートし、将棋大会での対戦の様子までが描かれています。

この本を、こどもの本棚に表紙が見える状態で並べておくと、すぐに手に取りました(フフフ・・・)

案の定、将棋の解説部分は飛ばしながら、漫画をよんでいます。まぁ、最初はそれでいいでしょう。

次の準備・・・「マスター将棋」を買って来る

なぜ、私が子どもの頃、将棋を覚えられずに終わってしまったか・・・。

それは、私は早く兄と対戦したくて、ウズウズしており、兄が 駒のひとつひとつの動きを説明してくるのがまどろっこしかったためです。「やっぱり、将棋おぼえるのムリ・・」とすぐにあきらました。

私の遺伝子が入っている子どもたちに楽しく、将棋を覚えてもらうための次の策が、「マスター将棋」です。

「マスター将棋」とは株式会社ビバリーで販売している玩具です。特徴は駒のひとつひとつに、駒の動かし方が描かれていること。また、スタートの駒の配置がボードに描かれています。

初心者はこの駒の基本的な動きを理解するのに時間がかかるため、その最初のハードルをなくしたのが「マスター将棋」です。

親よりも早く将棋をマスター!

「マスター将棋」をネットで購入しました。届くと、すぐに小5、小3の二人は遊び始めました。

こういうボードゲームは、テレビゲームに比べると、正直、子どもの食いつきは悪いと思います。ですが、うちの場合は、ゲームは1日20分以内という約束です。夏休みは時間を持て余しているため、食いつきオッケーでした。

 私も一緒に将棋を覚えようと思って購入したのですが、気がつけば子どものほうがサッサとやり方を覚えていました。

ふたりで、静かに将棋を指す様子に感動しました。「成る」という将棋の言葉も覚え、二人でギャーギャーいいながらやっています。『マンガではじめる!子ども将棋』 を時々、開きながら確認しています。(狙いどうり!)

息子はだいぶはまっており、勝つまでやる!とベソをかきながら姉と対戦しています。地元の将棋教室も調べてみようかなと思っています。