全4回にわたる夫の「小屋作り」の記録です。前回の記事はこちら↓
柱~屋根を造るまで
前回の基礎造りを経て、柱と屋根を作る段階に入りました!柱と屋根ができるだけで、なんだかテンションがあがってきます。なんなら、これだけでも物干し場やウッドデッキとしても使えそうです。
◆7月20日(土)/21日 (日):床下に除草シートを敷く
・基礎部を製作した後に、除草対策として耐用年数10年の除草シートを敷設しました。
・雨水による柱の腐敗を防ぐために有効と知った基礎パッキン、シンプソン金具、ビスの購入により第2週での資材費11,897円の追加也 累計投資額29,799円
◆7月28日(日):柱をたてる!
・いよいよ柱の建て込みを開始します。束石と柱材の間にはJOTO基礎パッキンを使用しました。雨水、滴れ水による腐食防止の効果に期待です。
・1本1本それぞれに柱の垂直、平行は保てますが、連結することによりどうしても狂ってしまうもので、厚さ1mm、2mm、3mmの調整版を購入し、なんとか垂直の確保に努めました。しかし、やっぱり7本の柱全てを完全に垂直維持することは不可能と断念。。。正確度より安全度優先、連結を強固とすることに専念することにしました。
・柱材(防腐)はもとより、アルミ脚立も購入 第3週での資材費38,299円也 累計投資額68,028円 (一気に出費がかさんできました・・・)
・ちなみに柱材を始めとする部材の一切は、ホームセンターからの購入・調達で、軽トラック又は1tトラックはホームセンターの1時間以内無料レンタルによりその都度運搬しました。
◆8月4日(日)/5日(月):屋根を作っていきます!
・夏休みを1日利用して、屋根製作にとりかかります!
・充電インパクトドライバーを毎度ホームセンターからレンタルをしていましたが、この段階で諦めて購入することとしました (毎回借りたり返したり大変だったので。。。)
バッテリーが使えるよう同じリョービの電動ドリルをオークションにて格安購入できました。
・まずは梁、シンプソン金具(2×4)にて固定後、妻に手伝ってもらい針葉樹合板を乗せビス止めをしていきます。
・また、家と小屋との間に壁代わりにポリカプラタンを設置。柱を立てた後に10cmもない家との隙間の裏側にL型クランプを固定する作業のため、非常に苦労しました。
作戦としては、L型クランプだけでポリカプラタンを固定するつもりが、やはり弱々しく今にも外れそうだったため、ステン金具(L字型小)も使用し、小屋内側より柱とポリカをガッチリ連結しました。
・第4週での資材費46,494円也 累計投資額114,522円
◆8月11日(日)/12日(月):屋根材をのせていきます!
・屋根材としては、軽量かつ耐久性に優れ、デザイン性も良いリッジウェイ(※)を選択、下地材としてアスファルトルーフィング(切売り)と共に購入。
※旭ファイバーグラス リッジウェイ公式サイトにより施工方法を確認、動画を繰り返し見てイメトレして挑みました。
・第5週での資材費70,401円也 累計投資額184,923円
・しかし、残念なことにお盆のため夕方までに実家に帰省しなければならず作業を中断です。
・ここで失敗したのが、本来、屋根材を敷設する前に針葉樹合板が雨に濡れないようシートで覆うべきところ、ロープ等の固定材不足と時間的制約により対策(※)を断念したことです。
・結果、養生なしで台風通過の数日後に戻ってみれば針葉樹合板には黒カビが発生する事態に。。。
※台風(強風)予報における近隣住宅への飛散、破損被害の最悪を予想(懸念)し、中途半端な養生はかえって危険と判断したためでした。。。
◆8月25日(日):屋根のカビ落とし&屋根の施工!
・そこで、まずはカビ退治のため強力カビハイターを購入、吹きつけ拭き取り後、屋根裏全体と軒下に木材保護塗料【キシラデコール】を塗装することに。
・表側(屋根表面)はハイター施工後、再度の雨は無論、漏水による浸透を完全回避するために、直ちに下地材アスファルトルーフィングをハンドタッカーにて止めつつ3重に敷設しました。
・屋根材として購入済のリッジウェイを続けて施工です。動画どおり、水切り材、スターターを設置後、コーキング材によりタッカー、ビスも被覆します。なお、 屋根工事においては命綱を必ず着用です!!(私は屋根の掃除をしようと屋根から落ちたことがあります。1階の屋根だったので命は助かりましたが・・)
・屋根裏の断熱材としてスタイロフォームも購入。(普通にDIYの小屋作りでスタイロフォームでの断熱材まで使わないと思いますが、私のこだわりです。。)
・第6週での資材費15,035円也 累計投資額199,958円
費用がどんどんアップし、もう後戻りはできません!!
一気に立派な感じになりました!リッジウェイの完成です。
黒カビ発生の反省を踏まえ雨が降り当たる個所は、すべて養生。
屋根裏にはキシラデコールが乾いたあとに、断熱材としてスタイロフォームを貼り付けです。
今回の小屋作りの参考にさせていただいたのがこちらの本です。ウッドデッキなら簡単そう・・・それに屋根をつければ・・それに壁をつければ・・・というところから小屋にまで発展してしまいました。
どんどんいきます!次は壁や床作りにいきます!