初心者でも簡単な網戸の張替えと、絶対に購入したほうがよい道具

中古住宅・DIY

中古住宅を購入した我が家。少しづつセルフリフォームを進めています。今回は、28年間取り替えていなかったと思われる網戸の張替えをおこなったので報告します。

網戸の張替えは、マイホーム購入前の賃貸時代でも経験済みですが、今回便利な道具を導入したことでとても作業がラクでした。コツもお伝えしたいと思います。

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網戸の張替えのために準備するもの

①ネット(張り替え用の網) 

  事前に、網戸の大きさを測ってからいきましょう。網目が粗いものだと安価ですが細かい虫がはいりやすくなります。網目が細かいと価格が高くなり虫が入りにくくなります、ですが、「あまり細かいと風通しが悪くなるよ~」とホームセンターの店員さんが教えてくれました。うちは中間位のタイプを選びました。シルバーとブラックがあります。ブラックのほうが視認性がいいようです。

②網押さえ用ゴム

 網を網戸に押さえつけるためのゴムです。再利用はおすすめできません。サイズがいろいろなので、取替え予定の網戸からゴムを先の尖ったドライバーで取り外し、5センチくらい切り取ってホームセンターにもっていくとよいでしょう。ネットで購入する方は、切り取ったゴムの断面の大きさを測ります。

③ワンタッチローラー

 網の上をゴムで押さえつける際に使う道具です。プラスチック製です。他での代用は難しいですし、158円+税とお安いので購入しましょう。

④網戸張替え専用カッター

 前回行なったときは、普通のカッターを使ったのですが、今回この「網戸張替え専用カッター」を購入したところ、すごくラクにできました。サッシを傷つけない構造になっています。よく、以前普通のカッターを使えたなぁと思います。500円くらいなので、購入をおすすめします。

⑤戸車(必要な方)

 網戸の張替えだけなら、④までで大丈夫ですが、この機会に網戸の滑りを良くしたいということであれば戸車の購入もお勧めします。はめ込む溝の幅を測ってから買いましょう。サッシのメーカーにあわせた純正品も売っているのですが価格が高く1000円以上します。どのタイプを買っていいかわかりにくいし・・。汎用品の戸車がプラスチック製だと380円、真鍮製だと678円でした。どちらも購入してみたのですが、真鍮製のほうが滑りが断然よかったです。プラスチックだとすぐに劣化して折れてしまいますしね。。  やはり真鍮製は人気なのかホームセンターで2個しか手に入りませんでした。確実に購入したい方はネットで!

⑤引き手(必要な方)

出入りの多い網戸は引き手をつけると便利です。必ずしも必要なものではないですが、この機会につけるのもいいかも。

自分での網戸の張替えは、ほんとうに安上がりになるのか?

今回大きな掃き出し窓1枚、普通の掃き出し窓2枚、その半分程度の窓4枚の計7枚の張替えを行ないました。

材料費は戸車も購入して7015円でした

ホームセンターでお願いすると網戸張替えだけで窓1枚1500円程でした。合計13500円くらいですかね。

暮らしのマーケットで相場を調べると1枚当たり3000円~5000円くらいのようです。うちの近くのホームセンターが激安?!

自分で網戸を張替えする作業手順

動画で確認していただくのが一番わかりやすのでまずはこちらをどうぞ~「ホームセンターのコメリ」です。

うちのやりかたも簡単にのせておきます。

①網戸の角に先の尖ったドライバーを差し込み、押さえゴムを取り外し、網も外す。戸車をドライバーで取り外す。

②新しい網を取り付ける前に、網戸の枠をシャワーで流し、古い歯ブラシで押さえゴムをいれていた部分や、上下の溝部分を洗い流しておくとさっぱりします。

③網戸の枠を平たい場所に寝かして作業します。網目が平行になるようにかぶせ、押さえゴムを角より少し先の位置に(L時になるように)押さえローラーの先で入れ込みます。このとき、ふたりで作業するのであればもうひとりは網を軽くひっぱりまっすぐになるようにします。ひとりで作業する場合は、テープやクリップでとめるとやりやすいです。

④押さえローラーで仮止めします。

⑤仮止めしたあと、網がまっすぐであることを確認し、微調整しながらローラーを押し付け本止めしていきます。

⑥一周したら網戸張替え専用カッターで押さえゴムの近くから余分な網を切り取っておしまいです。戸車を変える方は変えましょう。

とっても簡単です!

網戸を張り替えるのは面倒くさい・・・でも穴が開いているという方!

今回、ホームセンターで「網戸補修シート」という商品を見つけました!網戸をきれいに掃除をして、これを貼り付けるだけでも、いいかもしれませんね。